粋な人

「男の作法」という本がある。 男の作法 (新潮文庫) 作者: 池波正太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1984/11/27 メディア: 文庫 購入: 15人 クリック: 63回 この商品を含むブログ (101件) を見る 「鬼平犯科帳」、「藤枝梅安」、「剣客商売」等、日本を…

眼鏡・・・眼鏡・・・@山陽新幹線

更新が滞っている。 これまで、ブログには読んだ本について書いている。 一日一つ書くとすると、早晩書くこと(読んだ本のストック)がなくなる。 決して読書のスピードは速くない。 一日一冊などまず無理だ。集中力がもたない。 文章を書くにも、結構時間が…

きのこ。

「光るキノコと夜の森」 光るキノコと夜の森 作者: 大場裕一,西野嘉憲 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2013/07/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 紀伊國屋グランフロント大阪店でつい買ってしまった本だ。 ずいぶん前になるが、キノコの…

ベルベル人の少女と民族衣装と神戸ファッション美術館

Wikipediaでベルベル人を検索するとムザブ人の少女の写真がある。 1910年撮影(ナショナル・ジオグラフィック1922年10月号掲載と書籍のキャプションには掲載)。とても印象的な写真だ。 100年前の写真で見る 世界の民族衣装 作者: ナショナルジオグラフィッ…

デザイナーが語る。

VISIONARIES ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学 ファッショニスタ(あんまり好きじゃない呼び方だ、いちびってるみたいだし)なら一読の価値ありかと・・・。 ヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学 作者: スザンナフラン…

SUPER BOWLとヴィンセント・ギャロ

Super Bowl、今年は観られない。 現役最高のQBのひとりペイトン・マニング(もうひとりはトム・ブレイディですね)対今年大きく成長したモバイルQBキャム・ニュートン。かなり興味深い。個人的にはマニングが好き。支配力と冷静な判断そして経験。ニュートン…

ツチノコはいる・・・(いやいて欲しい)・・・(いやいるべきだ)。

小さい頃からUMA好きだ。 存在を信じているかどうかは明言したくない。 でもいて欲しいと思っている。 例えば雪男、チュパカブラ、ツチノコ、ネッシー、 フライング・ヒューマノイド、宇宙人(特にグレイ)・・・。 まだいくらでも出てくるけれどやめておこ…

北の無人駅から

渡辺一史さんによるノンフィクションだ。 出版社は北海道新聞社。 3年ほど前に北海道(札幌)へ一人旅に行った時に出会った本だ。その後、800ページくらいあるけれど、3〜4回繰り返し読んだ。 これは紀伊國屋書店札幌本店で買った。この札幌の紀伊國屋はお…

株式投資について。

株を買ったことはあるが、売ったことはない。 今年に入ってから株価は落ち続けている(非常にマズい)。時たま上がっても持っている銘柄はバッチリ下がっていたりする(もっとマズい)。 要因は何かとか、下げ止まりかとか、マイナス金利はどう影響するかと…

yohji yamamoto

yohji yamamotoの服が好きだ。 最近まで比較的自由な服装で働けたので、主に通勤時に着ていた。 とにかくシルエットが美しい。風にたなびく黒い服を見ると特にそう思う。(風が強いと服の面積が大きいので、かなりバタバタするけれど) 意外と着る人を選ばな…

宿澤さん。

JAPANがSPRINGBOKSに勝つ日が来るとは夢にも思っていなかった。 ラグビーW杯での日本代表の大健闘はもう去年のこと。 (それにしても、エディさんの功績は計り知れない。) それまでJAPANがW杯で挙げた唯一の勝利(ジンバブエ戦)をもたらしたのが宿澤さんだ…

時計を磨く

銀座ママの著書に「デキる男は時計の裏を磨く」と書いてあったように思う。10年以上前に読んだので、正確には覚えていないけれど。 とにかく時計を磨いている。デキる男だからではない。銀座に行くからでも、ない(そもそ銀座に縁はない)。 ただ、腕時計に目…

図録について。

美術館や博物館の展覧会で売っている図録をつい買ってしまう。 元々、興味があって行く展覧会のみならず、たまたま立ち寄った展覧会の図録までも結構な確率で購入している。 果たして図録というものはお買い得なのだろうか?値段は2000円〜。高くても5000円…

オウェイシス・カートコベイン・メイトリックス

音楽は誰でも自然と聴くものだけれど、「このジャンルが好き、このアーティストが好き」と表明するとたんに面倒になることがある。要はうんちくである。ワインと音楽ほどうんちくが多いものはないのではないか。幸いワインを一切飲まない(飲むと何故か鼻が…

繰り返し、読む。

何度も読み返す本がある。 書店でピンとくる新刊がなかったとき、絶対面白い本を読みたい(読んだことのない作家の本を読んで失敗したくない)とき、ふとあの本を読んだ頃の気持ちを思い出したいと思ったとき、そんなときに本を読み返す。 「黄金旅風」も何…

ディオン・タイソン・ロッドマン・カントナそしてガッザ。

スポーツが好きで、雑誌のNumberをよく読む。 自伝(正直つまらないものも多いけれど)もよく読む。 どうせ読むなら破天荒な選手の自伝をお勧めする。 品行方正な選手の成功譚はテンプレートのような内容が多くて退屈だ。 それが好きな選手のなら何も言わな…

手袋をさがす

数年前鹿児島へ一人旅に行って以来、向田邦子さんのエッセイを読むようになった。 向田邦子さんのエッセイには家族や友人、仕事などごく普通の人たちの人生が描かれている。そして生きて行くことについてハッとさせられるような、そしてホッとさせられるよう…

一年前の祈り

先日、芥川賞・直木賞が発表された。 恐ろしいもので、つい最近書店員を辞めたところだというのに、候補作どころか発表日すら頭になかった。それはさて置き、受賞された滝口悠生さん、本谷有希子さん、そして青山文平さん、本当におめでとうございます。 芥…

お客様第一について。

最近、転職した。 そこで言われるのが、お客様第一ということ。 曲者である。 研究職など一部の職業を除き、多くの職業には相手=お客様がいる。 当然お客様あっての仕事だからそこに合わせるのは当たり前だ。 しかし、どこまで合わせるのだろうか? 勤務時間…

名前について。

gudabutsu(ぐだぶつ)という名前について。 漢字で書くと愚陀佛。 大好きな作家、夏目漱石の俳号。 本好きな方は(もしかしたらそうでない方でも)知っておられるでしょうか。 俳句もひねらなければ、ましてや小説など書こうにも書けない。 ただ、「愚陀佛…

ブログを書いてみよう。

ふと思い立って、ブログを書いてみようと思う。 特に目的意識とかはないのだけれど、日々思ったことや 読んだ本、行ったところなど、面白いと思ったことを書いて 発信してみたい。 それが誰かと共感できる部分があれば喜ばしいことだと思う。