株式投資について。
株を買ったことはあるが、売ったことはない。
今年に入ってから株価は落ち続けている(非常にマズい)。時たま上がっても持っている銘柄はバッチリ下がっていたりする(もっとマズい)。
要因は何かとか、下げ止まりかとか、マイナス金利はどう影響するかとか、全くわからない(わかるならそれで食ってますよね)。分かっていることは、今持っている株を売ると大損をこく、ということだけだ(そのくらいはさすがにわかります)。
たいした金額を投資しているわけでもないし(むしろ、投資額としてはしていないも同然の金額だ)、短期で利ざやを稼ごうと思ったこともない。
投資を始めた理由は、経済ニュースや市場を見るようになるかもと思ったこと(一応毎日フォローしている)、経験としてやってみる価値はあると思ったこと(まぁ面白い)、長期的なリターンはあるのかを確かめたかったからだ。
投資の本もいくつか読んだ。初心者が本を何冊か読んで飛び込んでどうにかなるもんでもないと思うけれど、一応読んだ。(まぁカモがネギをしょって歩いていることに変わりはないですよね、でもカモがネギをしょって歩いていたら可愛くてとても撃てないな)。
投資のスタンスが決まっていたので、デイトレや信用取引のhow to本は読んでいない(株式の掲示板などを見ていると今日もいくら稼いだぜーとか書いてある。そんな時はやっときゃ良かったかなーとか思ったりもするけれど)。読んだのは長期投資を勧める本がメインだ。その中の2冊が、ウォール街のランダム・ウォーカー、億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術(億万長者をめざすってなかなか香ばしいな)。対照的な内容だけれど、参考になる。
「ウォール街の〜」は結局インデックス連動の商品をずっと持っている方が、結局儲かりますよと言っている本。「億万長者を〜」は「ウォール街〜」で批判されていた投資方法の中の例外であるウォーレン・バフェットの投資術を紹介した本。
両方とも基本的な本だから、読んでおいて損はなかろうかと思う。
投資方法としてどっちが正しいか、はわからない(正しいとかはないだろう)。わかっていることは配当金が入ったら(ごく少額でも)妙に嬉しいこと、現状ではトータル損益はマイナスだということだけだ。まぁ10年すりゃまた変わるだろうと思っている。そしてもう一つ、密かに夢の配当生活に思いを馳せている(まぁ、夢ですよねただの)。
- 作者: メアリー・バフェット,デビッド・クラーク,井手正介,中熊靖和
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ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
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- 作者: バートンマルキール,井手正介
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