2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時計を磨く

銀座ママの著書に「デキる男は時計の裏を磨く」と書いてあったように思う。10年以上前に読んだので、正確には覚えていないけれど。 とにかく時計を磨いている。デキる男だからではない。銀座に行くからでも、ない(そもそ銀座に縁はない)。 ただ、腕時計に目…

図録について。

美術館や博物館の展覧会で売っている図録をつい買ってしまう。 元々、興味があって行く展覧会のみならず、たまたま立ち寄った展覧会の図録までも結構な確率で購入している。 果たして図録というものはお買い得なのだろうか?値段は2000円〜。高くても5000円…

オウェイシス・カートコベイン・メイトリックス

音楽は誰でも自然と聴くものだけれど、「このジャンルが好き、このアーティストが好き」と表明するとたんに面倒になることがある。要はうんちくである。ワインと音楽ほどうんちくが多いものはないのではないか。幸いワインを一切飲まない(飲むと何故か鼻が…

繰り返し、読む。

何度も読み返す本がある。 書店でピンとくる新刊がなかったとき、絶対面白い本を読みたい(読んだことのない作家の本を読んで失敗したくない)とき、ふとあの本を読んだ頃の気持ちを思い出したいと思ったとき、そんなときに本を読み返す。 「黄金旅風」も何…

ディオン・タイソン・ロッドマン・カントナそしてガッザ。

スポーツが好きで、雑誌のNumberをよく読む。 自伝(正直つまらないものも多いけれど)もよく読む。 どうせ読むなら破天荒な選手の自伝をお勧めする。 品行方正な選手の成功譚はテンプレートのような内容が多くて退屈だ。 それが好きな選手のなら何も言わな…

手袋をさがす

数年前鹿児島へ一人旅に行って以来、向田邦子さんのエッセイを読むようになった。 向田邦子さんのエッセイには家族や友人、仕事などごく普通の人たちの人生が描かれている。そして生きて行くことについてハッとさせられるような、そしてホッとさせられるよう…

一年前の祈り

先日、芥川賞・直木賞が発表された。 恐ろしいもので、つい最近書店員を辞めたところだというのに、候補作どころか発表日すら頭になかった。それはさて置き、受賞された滝口悠生さん、本谷有希子さん、そして青山文平さん、本当におめでとうございます。 芥…

お客様第一について。

最近、転職した。 そこで言われるのが、お客様第一ということ。 曲者である。 研究職など一部の職業を除き、多くの職業には相手=お客様がいる。 当然お客様あっての仕事だからそこに合わせるのは当たり前だ。 しかし、どこまで合わせるのだろうか? 勤務時間…

名前について。

gudabutsu(ぐだぶつ)という名前について。 漢字で書くと愚陀佛。 大好きな作家、夏目漱石の俳号。 本好きな方は(もしかしたらそうでない方でも)知っておられるでしょうか。 俳句もひねらなければ、ましてや小説など書こうにも書けない。 ただ、「愚陀佛…

ブログを書いてみよう。

ふと思い立って、ブログを書いてみようと思う。 特に目的意識とかはないのだけれど、日々思ったことや 読んだ本、行ったところなど、面白いと思ったことを書いて 発信してみたい。 それが誰かと共感できる部分があれば喜ばしいことだと思う。