図録について。
美術館や博物館の展覧会で売っている図録をつい買ってしまう。
元々、興味があって行く展覧会のみならず、たまたま立ち寄った展覧会の図録までも結構な確率で購入している。
果たして図録というものはお買い得なのだろうか?値段は2000円〜。高くても5000円ということはあまりないような気がする(あるかもしれない)。画家の画集を書店で買うと10000円を超えることもざらにあるわけだから、お買い得な気はする。
だけれども、かなりかさばるし持って帰るのも結構重い。旅行先で展覧会に行くことが多いので、より一層重い。しかも、帰ってからそんなに観ない。下手をすると開いたことがないものすらある。そう考えると、よく吟味して買うべきなのは明白だ。
だがしかし、図録はその展覧会を観た記念の品としての価値はあるし、何度も観ては、インスピレーションを得ているものもある(それが何かの創造に繋がってはいないけれど)。本棚にあるとそれだけで満足感があったりも、する。たとえ、NYのMOMAの作品ガイドがamazonで売っていたとしても、(ついでにグッゲンハイムのガイドも買って帰りの飛行機の重量制限に引っかかり、追加料金を取られても)その場で買って、持って帰る満足感は否定できないだろう。こうして、図録はお買い得であると言い聞かせ、これからも、大判の図録を抱えて、家に帰るだろう。図録集めは止められそうにない。
- 作者: Harriet Schoenholz Bee,Cassandra Heliczer,中野吉郎,五十殿ひろ美
- 出版社/メーカー: MOMA出版局
- 発売日: 2004/11
- メディア: 大型本
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